健康

水は健康、生命の源:美容と健康【美容と健康への努力】

ヘルシーアイランド沖縄
http://blogs.yahoo.co.jp/forestlife9016
さんの記事を紹介します。
健康に如何にかかわっているか認識しましょう。
水を汚しているのは生活雑排水ですよー。
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最近は川も田んぼも汚れが目立つ。家庭排水、工業排水、農業廃水など汚染の原因はいろいろ考えられるが、森林の伐採や休耕田による植物の消失、護岸工事、ほ場整備などによる水性植物の不毛など、植物による保水力の低下が、その大きな原因の一つになっている。つまるところ汚染が進み、バクテリヤ→植物→バクテリヤといった分解生成のバランスが崩れ、生き物の持つ自浄作用がパンクしてしまっているからだ。
 ぼくが子供の頃、山は木々で被われ、山間の小さな田んぼにもイネが植えられ、田んぼの堀には雑草が生い茂り、川岸にはヨシなど水性植物が繁茂し、これらの植物が汚れた水を取り込み、浄化し、大地でろ過され、地場や電場からエネルギーをもらい、生きた水として再生され海に注ぐ長い循環を繰り返していた。
しかし昨今山は丸坊主、休耕田のオンパレード、田んぼの掘りも川岸もコンクリートで固められ、汚れた水は浄化されることなく川をストレートに流れ、すぐ海に注ぐ。海に流れ込んだ水は蒸発し、再び雨や雪となって田んぼや川に戻る。つまり水の一生、水のライフサイクルが短くなり、過ってのように自然のエネルギーを授受することなく循環し、水が死に絶え、腐ってしまっているといっても過言ではないだろう。
 植物は太陽と水と炭酸ガスで光合成を行い、酸素や炭水化物を動物に与え、動物の排出した炭酸ガスや汚濁を吸収してくれるかけがいのない存在だ。極言すれば動物は植物なしでは一日たりと存在し得ない。洪水から生活を守るためには護岸工事も必要だし、米の生産を上げるためにはほ場の整備も必要だが、植物あっての動物、動物あっての植物と、いろいろの生き物が存在し初めてバランスが取れ、自然の自浄作用が働く。このことを忘れて、生活環境を破壊し、生態系を単純化させ、川をドブにする改修は考えものである。
 水を汚す最大の原因は、家庭から捨てられる台所、トイレ、風呂、洗濯などの生活廃水で、汚染原因の67%を占める。その中でも特に台所からの排水の占める割合が高く、家庭排水の50%にも上がる。
 水の汚染の指標にBODがあるが、比較的汚染に強いコイ、フナなどが棲めるBODは5ppmである。例えば、食べ残したラーメンのスープ300ccが下水を通し川に流れると、5ppmのBODに戻すにためには160L、実に風呂桶8杯のきれいな水が必要になる。日本酒1合では700L、コップ1杯のビールでは400L、味噌汁1杯では1500L、と膨大な清水が必要だ。なんのきなしに流している家庭排水がこんなに水を汚している。
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先日もテレビで全国で一番汚れた川を
きれいにする取り組みをしていました。
全家庭が参加しないと川はきれいにならないんです。
皆さんも参加してくださいね。